各部門の紹介
一般撮影
一般撮影では、胸やお腹、全身の骨のX線撮影をはじめ、マンモグラフィ、デンタルパノラマ撮影など、さまざまな検査を行っています。
撮影するにあたり撮影部位の湿布やカイロ、アクセサリー、プラスティック、金属などは診断の妨げになりますので、撮影する際、外していただくことがあります。
妊娠されている、もしくはその可能性のある方は必ず検査前にスタッフにご相談ください。
X線撮影
X線撮影では、身体を透過したX線の吸収の差を白黒の画像として得ることができます。
胸やお腹のX線撮影では、心臓や肺など体内臓器の状態、お腹のガスの状態などを診ることができます。
骨のX線撮影では、骨折や骨腫瘍などの有無、関節炎やリウマチ疾患などの診断に役立ちます。
マンモグラフィ
マンモグラフィとは、乳房のX線撮影のことです。乳腺症や乳がんなどの診断のため、専用の撮影装置を用いて撮影します。 「マンモグラフィは痛い」というお話を聞いたことがあると思いますが、これは圧迫板と言われる透明な板で乳房をしっかり固定して撮影するためです。乳房を薄くするほど、きれいな画像が得られ診断価値が上がるため、検査を受けられる方のご理解とご協力がとても大切になります。
以下に該当する方は、安全に検査を受けていただくため撮影前に技師にお申し出ください。
- 心臓ペースメーカを挿入している方
- 植え込み型除細動器を挿入している方
- V-Pシャントを挿入している方
- CVポート(薬液注入器具)を挿入している方
- 妊娠中の方もしくは、妊娠の可能性のある方
- 授乳中の方(断乳後6カ月未満の方も含む)
- 豊胸手術を受けた方
- 前胸部に異物がある方
その他、気になることがありましたら遠慮なくお申し出ください。
デンタル、パノラマ撮影
デンタル撮影は口の中にIPといわれるフィルムのようなものを入れ、それぞれの歯について撮影します。 パノラマ撮影とは広い範囲を1枚におさめた写真で、歯全体・顎・顎関節等の撮影をします。パノラマ撮影では下図のように1度に全体像を撮影することができます。
ポータブル撮影
移動型X線撮影装置を用いて、手術中や、病室で動けない患者さん、感染症や、クリーンルームで隔離されている患者さんのX線撮影を行います。
Q&A
Q. 入院中で毎日胸のX線撮影をしているのですが、大丈夫ですか?
A. 1回の撮影で用いる線量はごくわずかなので大丈夫です。 当院における胸部X線撮影の1回の被ばくは、私たちが1年間に浴びる自然放射線の約1/100です。その検査で得られる身体の情報の利益は、その毎日の被ばくによる不利益を上回ります。
Q. 今日、首、肩、ひじ、ひざ、手、足を撮影しました。被ばくが心配です。
A. 撮影回数は多くなりますが、その撮影部位以外に直接X線が当たることはなく、 X線が当たる範囲をできるだけ狭くして撮影します。また、1回の撮影で用いる線量はごくわずかですので、安心して検査を受けて下さい。
Q. マンモグラフィはなぜ圧迫するのですか?
A. 以下のような理由があります。
A. 1回の撮影で用いる線量はごくわずかなので大丈夫です。 当院における胸部X線撮影の1回の被ばくは、私たちが1年間に浴びる自然放射線の約1/100です。その検査で得られる身体の情報の利益は、その毎日の被ばくによる不利益を上回ります。
Q. 今日、首、肩、ひじ、ひざ、手、足を撮影しました。被ばくが心配です。
A. 撮影回数は多くなりますが、その撮影部位以外に直接X線が当たることはなく、 X線が当たる範囲をできるだけ狭くして撮影します。また、1回の撮影で用いる線量はごくわずかですので、安心して検査を受けて下さい。
Q. マンモグラフィはなぜ圧迫するのですか?
A. 以下のような理由があります。
- 圧迫して乳腺を広げて、病巣と乳腺が重ならないようにします。
- 乳腺を固定することで、動きによるボケを防ぎます。
- 微細な病変を鮮明に描出するためです。
- 画像に不必要なX線(散乱線)の発生を抑えるためです。
- 被ばくを少なくすることができます。