薬剤部
薬剤部長挨拶
本サイトをご覧頂きありがとうございます。
薬剤部では、19名の薬剤師が所属しており、病棟、DI(医薬品情報)・薬務、調剤、注射・通院治療センター(外来化学療法)の各部門に分かれて業務を行っています。
薬剤部の基本理念として、「患者さんに対する安心・安全な薬物療法に積極的に関与します」を掲げ、患者さんが安心して医療を受けられるよう日々努力しております。入院中や通院されている患者さんで、お薬に関するご質問などございましたら遠慮なく薬剤師にお声がけください。
また、患者さんに安心して医療を受けていただくためにも職員がいきいきと働ける職場環境を作ることは、重要と考えており、薬剤部の基本方針の1つとしています。特に中堅・若手職員からの意見を重視し様々な取り組みを行っています。
そのほか、近隣の薬局や地域の薬局・病院の薬剤師さんと定期的に情報交換を行い連携しておりますが、今後更なる連携強化に向けて様々な取り組みを進めていきます。
桐生・みどり地域の皆さんのほか、当院を受診(または、受診を予定)されている患者さんが安心して医療を受けられるよう薬剤部として努力して参ります。お薬に関するご質問やご意見がございましたら、お気軽に当院薬剤師にご相談ください。
2024年4月1日
薬剤部長 阿部 正樹
薬剤部の理念
1. 患者さんに対して薬に関する説明を分かりやすく丁寧に行います。
2. 医師、看護師等のメディカルスタッフと協力し安全な薬物療法を実施します。
3. 後発医薬品やバイオシミラーを積極的に採用し、病院の経営に貢献します。
4. 地域の薬局や医療機関の薬剤部と積極的に連携を取り、地域医療に貢献します。
5. 将来を見据え、職員がいきいきと働ける職場環境を作り、必要な改善を行います。
1. 院内で行われる薬物療法に積極的に関わり、必要な人に必要な情報を提供します。
2. 適応のある疾患について、バイオシミラーの置換率80%以上を目指します。
3. 地域の病院や薬局の薬剤師と連携を強め、必要な情報がいつでも共有できる環境を作ります。
4. 将来を見据え、これまで以上にいきいきと働くことができる職場環境を作ります。
組織(令和6年4月1日現在)
- 薬剤師:18名 助手:3名 SPD:1名
認定者・研修修了者
令和6年4月現在の認定者・研修修了者は以下の通りです。 当院薬剤部では各学会や勉強会等に積極的に参加し、個人個人の知識向上やスキルアップに努めています。
・日本病院薬剤師会 がん薬物療法認定薬剤師暫定研修施設
・認定実務実習研修施設
・プレアボイド報告施設
認定組織 | 資格及び研修修了者 | 人数 |
---|---|---|
日本病院薬剤師会 | 病院薬学認定薬剤師 | 17名 |
日本病院薬剤師会 | がん薬物療法認定薬剤師 | 1名 |
日本病院薬剤師会 | 妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師 | 1名 |
日本病院薬剤師会 | 感染制御認定薬剤師 | 1名 |
日本病院薬剤師会 | 認定指導薬剤師 | 4名 |
日本薬剤師研修センター | 研修認定薬剤師 | 2名 |
薬学教育協議会 | 認定実務実習指導薬剤師 | 3名 |
日本化学療法学会 | 抗菌化学療法認定薬剤師 | 2名 |
日本糖尿病療養指導士認定機構 | 日本糖尿病療養指導士 | 2名 |
日本骨粗鬆症学会 | 骨粗鬆症マネージャー | 2名 |
厚生労働省医政局 | 災害派遣医療チーム研修修了者 | 1名 |
日本医療情報学会 | 医療情報技師 | 1名 |
四病院団体協議会/医療研修推進財団 | 診療情報管理士 | 1名 |
調剤業務(内服・外用)
処方鑑査(用法・用量、配合変化など)、疑義照会の後調剤をし、調剤者以外の薬剤師が鑑査を行います。
錠剤・カプセルの服用が困難な患者さんには簡易懸濁法などを用い対応しています。
抗がん剤などのリスクが高い薬剤や、新生児の粉薬については2重鑑査を行い、正確な調剤を行っています。
調剤業務(注射)
抗がん剤では入院・外来ともレジメンを用いて、患者さんが安心で安全な治療を行えるよう努めています。
最近では処方箋と薬品を照合し鑑査するシステムを導入し正確な薬剤の供給を行っています。
注射剤混注業務
中心静脈栄養療法(TPN)ではクリーンベンチを用いることで、無菌状態を保ち感染症のリスクを低下させることができます。TPNでは混注する前に患者1人1人流速や配合変化を確認しています。また、抗がん剤の混注はすべて安全キャビネットを使用し、清潔に保たれた環境の中で行っています。抗がん剤の混注は鑑査役の薬剤師が患者1人1人の血液検査の結果や患者の状態を確認した上で行っています。さらに閉鎖式回路(CSTD)を使用し、調製者の被曝防止に努めています。
院内製剤業務
当院では市販されていない治療上必要な薬剤を調製しています。医師から依頼を受け、決められた手順で調製することで安心安全な院内製剤の作製に努めています。
医薬品情報管理(DI)業務
正しく有効な薬物治療が行われるよう、厚生労働省やPMDAなどから医薬品に関する様々な情報を収集し、医師や看護師、その他スタッフに提供しています。月に一度「DI Journal」と「薬剤部だより」を発行し、病院内に配布および院内ネットワークに提供することで医薬品情報の周知をしています。また、DI担当監修により、薬剤師全員が持ちまわりで患者さん向けの季刊誌「くすり箱」を発行しています。
病棟業務
病棟業務は各全病棟に薬剤師を配置し、薬剤管理指導と病棟薬剤業務を実施しており、入院中の患者さんに薬を安全で一番有効に使用するために、医師や他のスタッフと連携しながら管理、情報提供、指導、説明を行っています。
各部署に配置してある薬品や救急カート内の薬品も管理しており、薬品の動きを把握し適正な在庫量となるよう努めています。また、薬品品質管理のため使用期限も合わせて確認しています。
薬剤師が参加している主な委員会・チーム活動
- ・感染対策、ICT(病院感染対策チーム)
- ・化学療法(抗がん剤治療)
- ・緩和ケア
- ・NST(栄養サポートチーム)
- ・妊婦・授乳婦さんへの薬の指導、母親学級
- ・RST(呼吸サポートチーム)
- ・クリニカルパス
- ・医療安全対策
- ・褥瘡対策
学生実習について
当院では薬学生育成のため積極的に学生の受け入れを行っています。
薬学生は5年生時に11週間の病院実習を行います。当院では多くの知識と技能を習得して頂くために、病棟担当薬剤師から専門的で実践的な知識を学ぶことができます。また、他の部署とも連携しており、検査部や放射線科など見学が可能です。
当院薬剤部で働きたい薬剤師・薬学生へ
桐生厚生総合病院では、随時病院見学を受け付けています。
- ・病院薬剤師として働きたい!
- ・病棟業務に力を注ぎたい!
- ・専門・認定薬剤師の資格を取りたい!
少しでも桐生厚生総合病院薬剤部に興味を持って下さった方はお気軽に見学にいらしてください!
薬剤部(代表:0277-44-7171 内線370)まで事前にご連絡をお願いいたします。
製薬会社の皆様へ
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