日本輸血・細胞治療学会 輸血機能評価認定制度（I&A制度）とは、学会がInspection（点検）してAccreditation（認証）するシステムです。適切な輸血管理が行われているか否かを、学会が点検し、決められた認定基準を満たすことができれば、学会から認証（日本輸血・細胞治療学会による輸血医療に対する安全性の保証）をいただくことができます。
当院では、「より安全かつ適正な輸血療法」を実施するため、輸血療法委員会を中心に活動を行っています。平成20年に輸血管理体制を外部の方々に評価していただく目的で、日本輸血・細胞治療学会のＩ＆Ａ制度を受審し、群馬県内初の認定を取得しています。
今回は、3度目の更新認定をいただくため、令和6年3月11日に審査を受けました。審査は、書類等の事前審査を行った後、輸血に関する専門的な知識があり、学会から任命されている視察員が来院し、輸血用血液製剤や自己血を管理している中央検査科輸血部門、実際に輸血を行っている病棟や手術室等を点検・視察しました。その結果、安全で適切な輸血医療を実践している施設として、初回認定、平成26年、平成31年の更新に続き4回目の認定をいただくことができました。
認定期間は2024年4月1日から2029年3月31日までとなります。

詳細は日本輸血・細胞治療学会Ｉ＆Ａページをご覧ください。